〒583-0852 大阪府羽曳野市古市6-15-15
受付時間 | 9:00~17:00(年末年始を除く) |
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アクセス | 近鉄南大阪線「古市駅」 徒歩15分、車5分(駐車場:有) |
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こちらのページでは、土と砂利石の入替についてご紹介いたします。
毎年4月~10月頃にかけて気温の上昇と共に草も伸び、
お墓周りのお掃除が大変になってくる時期かと思います。
また経年により土も痩せたり変色したり雨で
少しずつ流れていって量が減ったりするため、
お墓を永代で守っていくためにはお手入れが必然になりますが、
土と砂利石の入れ替えを施すことで見栄えが良くなりお手入れも楽になります。
下記に1~10の順で作業工程を記載しております。
どうぞご覧ください。
上部分の土を隅々まで取り除きます。
のちに綺麗な土を入れるためにも、
最初のこの作業が大事になります。
墓石下は土台となる部分ですので、
レベルと呼ばれる水平器を使いながら傾きを加減していきます。
経年により花立が取れていたので、
接着部分を一度綺麗にしてから再度接着します。
足の踏み場となる拝石も一度外して下の土を均します。
下準備が整ったら新しい土(防草土)を上から敷いていきます。
防草土を入れることで草が生えにくくなり、
今後のお手入れが楽になります。
墓地に合わせて土量を計りながら隅々まで広げます。
全体に浸透するように水をたっぷりと含ませます。
渇くのを待つ間に拝石や巻石を磨きます。
防草土はある程度固まるためそのままの状態よりも、
上から砂利石を被せると見栄えが良くなります。
以上の工程を経て完成です。
細部まで丁寧な作業を行うことで、
綺麗な仕上がりになります。
いかがでしょうか。
お墓は我々が暮らす住居と同じく自然にさらけ出しのため、
雨風等の影響をもろに受けます。
そのため経年による劣化は防ぎようがないことですが、
墓石のお掃除と合わせて周りも整えることで、
建碑当初のような綺麗な見栄えを取り戻せます。
またお手入れも楽になり、ご先祖様も喜ぶ結果に繋がることでしょう。